2014年1月13日月曜日

《錦繍の谷》完登@川乗の岩場、から、《勅使河原美加の半生》敗退@御岳

《錦繍の谷》という美しい名を持つルートを登った。


暖を求めて川乗の岩場へ。いつものパートナー松氏と。

岩場に着いたら、まだ日陰。太陽が顔を出す様子は一向に見られない。しょうがないので、散歩。オールナチュプロの奥多摩異次元空間を発見した。岩の構造がなんか凄い。地球の歴史を感じますね。そして、めちゃかぶってて難しそう。今回は上から覗いただけ。アプローチするならフィックスのために予備のロープを持って行く必要がありそう。

散歩から戻ってもまだ日陰。しょうがないので、冷たいながらもアップを兼ねて目標の《錦繍の谷》(5.11c)のムーブ探りを開始。数便をかけて少しずつムーブを考え、14時頃に全ムーブを解明。最初の本気トライで完登

実に充実したクライミングだった。離陸直後から、一見してこれと分かるムーブは1つもなかった。ひとつひとつのムーブを丁寧に見つけていって、それが全て繋がった渾身のRPトライ。これからもこんなクライミングを続けたい。

《錦繍の谷》は予想を上回る素晴らしいルートだった。ムーブを作る楽しさが満載。見栄えはしないけど、オススメです。ハングと長いのが大好きなイケイケ系のクライマーの皆さんのお口には合わないかもしれませんが。

○川乗の岩場の日当り
滝上の岩は、10時30分から14時30分まで。林道直下の岩は、10時から14時まで。日が当たる時間に合わせて岩場に到着するのが、正解。日が当たる前は寒いし岩も冷たい。日が当たると、暑い。

○5.11cというグレード
これで、5.11cのRPは8本目。数字の上でもこれで一区切り。前回の《野生の風》に続き、1dayで完登したし、このグレードはムーブが分かれば登れる実感もあり、1日かければムーブも解析できる自信もついた。5.11dに主戦場を移すとき。次は何を登ろうかな?


帰りは御岳によって、《勅使河原美加の半生》(初段)。数年前に何度かやったことがあったけど、当時はボルダーで指に穴をあけるのが嫌で、やめてしまった。ポケットを俵持ちするのは甘えというsghr師発言を受けて、ポケットをエクステンディッド・グリップで持ちに行ってみた。結果、何とか持てたけど、まだ不安定。また来ます。


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