2015年4月27日月曜日

《檜原御殿》@障子岩&北秋川ボルダー

ひさびさの障子岩でクライミング、いつものパートナー松氏と。3パーティー、9名の大盛況でした。二子と小川山のシーズンの合間に遊びにきておられるようです。

まずは若者を北秋川ボルダーにご案内。《水滴穿石》をあっきーが登りました。新撰組氏もいい感じでしたが、完登にはいたらなかったそうです。頃合いを見て、我々は障子岩へ。

まずはこの時期は既に暑い南東面で、《ジェラシー '95》をナチュラル・プロテクションで登る試みのSDバージョンをやってみました。最初のプロテクションも登りながら苦しい体勢でセットすることになるので、充実しました。《ジェラシー 2015》ってことで。

それから、《バルジ大作戦》(5.10d)のオンサイト・トライ。中間部でホールドがはっきりせず、行きつ戻りつ粘った末に、どうにか見えないホールドを指先で探って発見して、突破に成功し、オンサイト成功かと思いましたが、弱点を追って登ったら隣のルートに迷い込んで、失敗でした。ラップ・ボルトのスポルト・ルートのオンサイト・トライでは、岩の弱点を読むことより、初登者の設定の意図を読むことの方が大事なことなのかもしれません。また次回やります。

次は、襖岩で《檜原御殿》(5.10d)のオンサイト・トライ。中間部でホールドを失い、あえなくテンション。視野を広く、大胆さを持って登らないといけませんね。2回目でホールドを発見し、3回目でRP。短い中にムーブが凝縮していて、とてもいいルートでした。下から見るとしみ出しで汚れて見えますが、登ってみると使うホールドは意外と綺麗です。この岩でのオンサイトは難しいです。チョークがついていないのは言うまでもないのですが、それ以上に、フットホールドに黒い粉が乗っていて、登りながら上からは目視できないのです。目の高さの壁面にフットホールドを探しながら、場合によっては掃除しながら、登らないといけないのかもしれません。

目的の《アーバンテイスト》はしみ出しでコンディションが悪く、新しいルートのオンサイト・トライに切り替えました。結果はどれも旨くいきませんでしたが、とても勉強になりました。粉まみれのこの岩では、学ぶことが本当に沢山あります。

最後は、再び北秋川ボルダーで、《腹ジャム》と名付けたオフウィズスのボルダーを4往復くらいして身体をいじめて帰りました。充実した一日でした。

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