2016年6月27日月曜日

エイドルートのフリー化に挑むその2@zの岩場

先週に引き続きzの岩場。いつものパートナー松氏と一緒。

前回登った下部岩壁のルートをもう一度。ロープのマネージメントを意識したらちょっとマシになったけど、結局ダメ。松氏のトライを見て、原因はわかった。難しい。

本題は、前回軽く掃除した一峰上部壁のルートをTR。下部が核心でムーブが難しく、繋がらなかった。離陸したらクラックからはみ出た木の根にデッドするところから始まる厳しいクライミング。

核心部のプロテクションはマスターカム紫&C3赤でなんとかなりそうな感じ。核心を超えてからのプロテクションが怪しい。

また今度。

2016年6月19日日曜日

エイドルートのフリー化完成@zの岩場

先週手をつけた岩を登りに、zの岩場。


前回はTRで一撃。グイグイ登って楽しかったルートです。カムとナッツでリードを試みます。プロテクションセットのためにクラックから土を掻き出し掃除して、リハーサル。1回目のリードトライで登ることができました。

プロテクションをセットしながら登ると全く別物。前腕がパンプする苦しいクライミングでした。核心部はスモールカムとスモールナッツ。プロテクションセットの勉強になりました。本当は、こういうルートを初見で、あるいは初見とまではいかなくともリハーサル無しのグラウンドアップで登りたいところです。いまはまだ無理。

奥多摩でこんなルートを登れるなんて、素晴らしい体験。この岩場は発見までに3度の探索を要して、かなりの労力を払いましたが、その甲斐がありました。

識別のために一応名前をつけておきます。SOLIDARITY。



久々にルートの動画を撮って気づいた、ロープマネージメントのヘボさ。これから頑張ります。

目的を達して、来週からは晴れて小川山。と思ったら、上部岩壁にプロジェクトを発見してしまいました。今回のルートより厳しそう。来週も行くのか?

2016年6月14日火曜日

エイドルートのフリー化@zの岩場から、ランジの課題@鳩ノ巣エリア

久々の奥多摩クライミング。午前中はzの岩場。午後は鳩ノ巣エリアでボルダーです。

zの岩場は、1970年代はじめに登られた岩場。ジョン・バーカーのミッドナイト・ライトニングが日本に衝撃を与えたのが1980年ですから、それよりはるか前のこと。ほとんどがエイドルートです。ホールドに乏しく硬いチャートには、随所に錆び付いたハーケンとリングボルトが残っています。いつまで登られていたのかわかりませんが、20年は人が訪れていないのではないでしょうか。

午後に訪れた鳩ノ巣エリアのボルダーは、冬の岩探しでたまたま発見した岩です。課題の脇には古いリングボルトが打たれていて、遥か彼方の昔に人口で登った方がいたようです。アプローチは人気のハイキングエリアになっていて、登っているとそのすぐ背後をハイカーが頻繁に通過します。ラインホルト・メスナーの第7級に刺激を受けて劔岳をフリーで登ったと言う方から声をかけられました。まだ「フリー」という言葉がなかった時代に、劔岳を今でいうフリーで登ったんだとか。それから、ボルダリングをやってみたいと思っているという女性も。

二つのエリアでクライミングの歴史を感じた1日でした。

zの岩場に行くのは4度目で、登るのは初めて。1峰下部左をTRで登りました。

下半分の正面フェースは思ったより傾斜がありホールドは極小で難しすぎ手が出ず、左スラブとのコンタクトラインの凹角を登り、上部は正面フェースのクラック&フレーク。久しぶりにフェースをグイグイ登って、気持ち良かったです。カムとナッツでリードできそうなので、次回試してみようと思います。



アプローチで疲れましたが、帰りは近道を発見。杉林に入って間もなくの右の倒木の5段くらい下を左にトラバース。

鳩ノ巣エリアのボルダーは、以前発見した課題です。思った通りのフィンガーからのランジ課題になりました。指の細い僕はフレアして抜けそうな第一関節ジャム。跳んだ先のホールドははるか遠く、外傾しています。何度かやって、0.5秒保持できるところまで行って、変則的なスタートホールドで右手の皮が破けて、終了。右手薬指第一関節横の小指側はテープ必須です。

超面白いので、また行きます。

2016年6月6日月曜日

トラッドルートを一人で登るという体験@障子向かいの岩

3月からずっと取り組んでいたセンチュリーを登り、お仕事でつぶれた週末を経て、久々の岩の日。行き先に悩んで、山梨方面のクラックを詣でてみようかと思っていた折に、ダイバーさんからのお誘いでした。奥多摩のカンテを登りましょう。

小雨の予報は見なかったことにしていたけれど、朝起きたら早々に立派な雨。昼過ぎまでの雨予報もあり、中止となりました。

ところが雨は早々に上がり、晴れ間も出てきたので、以前掃除したきり登らずに放置してしまっていたトラッドルートを登りに行くことに。

この岩は、スラブと垂直の狭間。ミニ池田フェイスといった風情です。最上部までの全面を蔦と苔が覆っており、それを引っぺがしてのクライミングです。池田フェイスも発見時には蔦に覆われていたと聞きました。それはそれは大変な開拓だったことでしょう。

狙いのラインのクラックは細く指はほとんど入らず、フェースのホールドが使えるので、ジャミングはなし。フットホールドも豊富で、グレードは5.9を超えることはありません。トラッドルートを一人でリードするのは初めてなので、まあこんなもんでしょう。

千里の道も一歩から。

プロテクションは大変勉強になりました。持って行った大きめのヘキセンとキャメ5が大当たり。安心して登れました。あとはスモールナッツとスモールカム。抜けるかな?と思ったカムは抜けます。まあ大丈夫かなと思ったカムも抜けます。カムをさす向きによって、半身が吐き出されてきたり、ぎりぎり止まったり。あやふやなところはフォールテストをしないと、抜けるかどうかはわかりません。思っていた以上にカムのセットは慎重にならないといけないようです。

天気に翻弄されましたが、新たな世界に一歩踏み入れることができて、結果的には良かったのではないでしょうか。


午後はダイバーさんとジャムセッション。マイ・プロジェクトを2本登って大満足でした。