2017年2月28日火曜日

奥多摩トラッド&奥多摩クラック

近場でも上達できる、奥多摩のトラッド・クライミング&クラック・クライミング(一部、奥武蔵を含む)。

随時加筆する予定。

2017年2月 zの岩場・COMPASSIONを追加。鳩ノ巣ダイノを追加。
2017年2月 障子岩・チーム・レッドボルトを追加。

◆御岳ボルダー

東京からもっともアクセスの良い岩場。まずはお手軽なボルダーで練習しましょう。

既発表課題としては、丸こんにゃく岩のチョックマン。その他、デッドエンド一番左、発電所対岸のA岩・B岩の隙間が2本(こちらを参照)、ロッキーボルダーとin Tokyo!の台座の隙間(こちらを参照)など。

A岩・B岩

クライマー返しは、世にも珍しいナックルジャム。


◆大丹波ボルダー

ちょっと足を伸ばして、クラックらしいのも登ってみましょう。

山野井さんによって紹介されたボルダークラックが3本。フィンガーとハンドの入門にいいです。下地がよろしくないのが難点。上に支点になる木がないので、トップロープするならカムで支点構築。日本登攀クラブのウェブサイトを参照。

ダイバーさんブログから

そのすぐ近くに、松氏と一緒に掃除してダイバーさんと一緒に登ったワイドクラック。場所は、行けばすぐわかります。チキンウィング、アームバー、ヒール&トー、Tスタックと、ワイドの基本技術を練習できてとてもいいです。カムでリードも、トップロープも可。情報はこちら



◆鳩ノ巣ダイノ
鳩ノ巣渓谷の遊歩道脇のボルダー課題。フィンガージャムからランジ。ここを参照。



◆天王岩

アクセスの良いスポーツ・クライミングの岩場。

看板ルートの一つであるクラックジョイはボルトルートで普通はフェースムーブですが、上部はカムでプロテクションが取れ、ワイドムーブでも登れるかも。

左スラブと右の岩のコーナーにクラック(5.7)。


◆聖人岩

こちらもスポーツ・クライミングの岩場。

貂が見ていたの左のチムニー。バック&フットの練習ができます(こちらを参照)。

《モモンガキッド》。ボルトが打たれた前傾クラック。ジャミングでも登れる。たぶんカムでプロテクションは取れる。


◆白妙橋

これまたスポーツ・クライミングの岩場。可能性はいたるところに眠っています。

ケンシローなどがあるカワラフェイスの右に、数本のクラックがあります。チキンウィング、アームバー、リービテーション、フィスト、ハンドと、クラックの各種技術の練習ができます。クラックを登る練習をしたければとりあえずここに行っておけばいいと思います。こちらを参照。


以上のクラックを横切り、左上に抜ける課題が、山野井さんによって紹介されています。山野井通信を参照。ルーフ・クラックのムーブを体験できる貴重な課題です。

正面壁左のスラブのルート《カーチェイス》は、ボルトルートですが、カムとナッツで登れます。ナッツの練習にはいいと思います。情報はこちら



◆障子岩
南東面のボルトルート《ぺっぺっぺの羽田さん》、《ジェラシー'95》は、ムーブは完全にフェースですが、ナチュラルプロテクションの練習ができます。

《ワイルドハート》もカムで登られているようですが、たぶん危険です。日本登攀クラブのウェブサイト参照。

南東面3階のボルトルート《チーム・レッドボルト》はナチュラルプロテクションで登れます。

南東面1階のアプローチを1P目と見立てると、2P目に《ぺっぺっぺの羽田さん》あるいは《ジェラシー'95》、3P目《チーム・レッドボルト》とし、ビレー点も含めて全てナチュラルプロテクションで登るマルチピッチの練習に使えます。冬の奥多摩で暖かい空気に包まれて練習ができる貴重な岩場です。


◆ヒドゥン・ロック

秋川・障子岩近くのヒドゥン・ロックに、ハンドサイズのクラック(5.10a?)。ハンドジャムの練習に最適。こちらを参照。ヒドゥン・ロックについては、RCTさん。



◆河又

シュテファン・フェイスの左奥の短いワイドクラック。簡単です。下地が崖なので、ボルダーは危険。こちらを参照。

洞窟の中のルーフをつなぐボルダー課題《朋有自遠方来》、通称「順子ルーフ」。フィンガー、ハンド、オフウィズス、チムニーなどで、初段。こちらを参照。



◆むかしクラック

山野井さんによって紹介された、むかし道沿いのどっかぶりのクラック(5.10c)。日本登攀クラブのウェブサイト参照。



◆三峰ボルダー

いろいろ可能性あり。こちら



◆奥多摩の岩場

奥多摩某所のスポーツ・クライミングのエリアの片隅の前傾水平クラック( 5.10+?)。こちらを参照。



◆北秋川

水滴穿石の左の小さなワイド、腹ジャム。


近くの山のフィンガークラックは、プロテクションの練習ができます。


◆Zの岩場

某所で復活中。今あるルートは1本。スモールナッツとスモールカムのプロテクションがいい感じ。SOLIDARITY。ここを参照。


2017年2月、1峰正面のエイドルートをフリー化し、2本目のルートを追加。COMPASSION。上部カンテのムーブがとても楽しい。ここを参照。



◆Iの岩場
トラッドのエリアとして開拓された滝の裏側の岩場。僕は一度見に行っただけ。


2017年2月20日月曜日

完成・COMPASSION@zの岩場から、鳩ノ巣ダイノ

快晴の良い日、前回の試登で前進のあったzの岩場1峰正面のラインを完成させに、奥多摩に向かいました。

まずはトップロープでプロテクションとムーブの確認。前回の反省から、今回はキャメC3を持って行きました。出だしの抜けそうなマスターカム紫にかえて、C3赤。不安だった核心部のプロテクションにマスターカム紫を回し、安心して登ることができるようになりました。

C3赤はマスターカム紫と青の間のサイズ。奥行きも狭いので、使えます。奥多摩トラッドでは特に有効。昇仙峡のセンチュリー・フォー・カラーズでも活躍しました。

プロテクションの不安がなくなったことで、最初のRPトライで成功し、ルートを完成させました。

COMPASSION

下部の厳しい1ムーブと、ヒールフック、トーフック、ニーバーを駆使して登る上部ランナウト。なかなかのルートだと思います。多分5.11くらい。

松氏はトップロープで3度。プロテクションに自信が持てれば、登れそうです。

この岩場には、7本のルートが設定されています。ほとんどがピトンとボルトのエイドです。最初に登ったSOLIDARITYは、そのうち2本をつなげてフリー化したもの。今回のCOMPASSIONは、その上部にあります。2Pをリード&フォローで登っても楽しいでしょう。

他にも岩峰があと5本。フリーのルートを作れるかどうか、再訪が楽しみです。この岩場は日当たり良く、RPトライ時はフリースもいらないくらい。逆に、木の葉の生い茂る春以降は木陰になって、涼しいです。晴れの日にまた行きたいと思います。

下山後は、例によって鳩ノ巣エリアでボルダリングです。


フィンガージャムをきめてランジ。ランジの一手が止まったら終わりかと思いきや、そんなことはなく、上部でホールドが消えます。最後は木にマントルを返して終わり。緊張感のあるクライミングでした。

この課題を、脚立も長ブラシも使わずに下から登れたことは、大変嬉しいことです。




だいたいこの辺にあります。

2017年2月13日月曜日

トッド・スキナーのプロジェクト

トッド・スキナーのプロジェクト。
http://www.climbing.com/people/the-unfinished-projects-of-todd-skinner/

Climbing誌のweb版を読んで、いろいろと考えちゃいました。

There is an unwritten rule in the climbing world; when someone is working on a project you don’t touch it until they’ve finished. Climbers respectfully stay off a route while the finder cleans it, studies it, and sometimes makes countless failed attempts to figure out how to make it go.

これは鈴木英貴さんのスティングレイの初登にまつわるエピソードを思い出させますね。また、日本にもこの慣習は存在するようで、しかもプロジェクト単位ではなく、公開前の開拓中のエリアには丸ごと手を出さないという暗黙のルールがあるようです。

さらに、場所によっては公開されてるのに初登禁止というエリアまであるそうで、少し前に話題になってましたね。

サルモネラ登攀日記:公開プロジェクトとは何なのか、
http://saruzaemon.exblog.jp/22715749/

他方で、豊田の岩場では誰のプロジェクトでも登るのは自由という伝統があるとの見解も示されています(本当にそうなのかは知りませんので、豊田で他人のプロジェクトを登って殴られても僕は責任を取りません。)。

豊田・大田の煌(KIRA)初登セッション & 豊田の岩場開拓の伝統
http://jiyujinclimbing.blog2.fc2.com/blog-entry-780.html

少なくともナチュラル・プロテクションのルートとボルダリングの課題に関しては、誰でも登っていいことにするのがいいと思うので、僕がやってる最中のクラックを誰かが登っても殴りません。自分で登りたいルートのありかは人には教えません、ケチなので。自力で探した人が登るのを妨げることはできません。どうしても自分で登りたいクラックを誰かが発見してしてしまった場合には、「ご勘弁を〜」と土下座して懇願します。それでも登られてしまったら、自分の弱さを悔いるのです。

もうひとつ考えたこと。

But what happens when a route’s original pioneer dies before its finished? 

これで思い起こされるのは、やはり吉田さんが残したルートや課題のことですね。とりわけデイドリームを誰が完成させるのかは、誰しも気になることでしょう。そのデイドリーム、1980年代半ばにはすでに「デイドリーム」と呼ばれていたようです。池田功さんがトライしていたという話も聞きました。吉田さんがデイドリームへの挑戦を始めたのは、コブラクラックへの挑戦から帰ってきた後、2007年頃のことのようです。池田さんはもちろんdieしてませんが、このクラックは「オープン」だったのか、それとも了承を得たのでしょうか。もうクライミングはやめてしまっていたから、その必要もなかったのかもしれませんが。

記事の中で紹介されているプロジェクトのひとつ、Strawberry Roan。



このルート一本を見ただけで、トッド・スキナーがいかにvisionaryであったかを想像することができます。

それから、アレックス・ホノルドが登り、A Gift from Wyomingと名付けたプロジェクト。
https://vimeo.com/groups/gryftrek/videos/62627696
https://vimeo.com/channels/500578/62628710

visionを持ってクライミングに取り組みたいものです。

2017年2月12日日曜日

マーブー

ちょっと前のこと、随分と久しぶりにマーブー。2年ぶりくらい?

バランス系スラブとか、ボテボテしいのとかが楽しいですね。

次の週末は奥多摩トラッドを完成させ、その次はシンクラックPに戻りたいところです。



2017年2月6日月曜日

クライミングスポット まっくす

午前中で仕事を終えて、お昼からいけるジムを思案し、まっくすさんがジムを開くと聞いたのを思い出し、調べたみたら前日にオープンしてました。

スラブが広くて面白い。

そしておしゃれ。

平日13時から開いてるので、夕刻からの仕事の前に行くのに良さそう。

課題が充実してきた頃にまた行きたいと思います。

http://www.climbing-max.com

https://www.facebook.com/クライミングスポット-まっくす-1505769142770127/


2017年2月2日木曜日

スチャダラ通信第8号「もう無理、寒い」

気温8度。10度以下のボルダリングは無理と分かりました。思い返すと、寒さを感じながらのボルダリングで良かったことは一度もないです。

極度の冷え性で、指先が冷える。

足先も冷えて、冷たいシューズを履いてられない。

体が冷えて動かない。

ストレスフルで登る気持にならない。

対策はいろいろできそう。手の甲が冷えると指が冷えるので、指なし手袋を着用(ジャミンググローブを転用)。ポケットにカイロを入れて温める。シューズは懐に入れ、カイロを入れて温める。背中にカイロを貼り、時々走る。

これだけやれば登る環境はできそうな気はするが、それをやるか?と疑問が頭の中には浮かぶ。暖かくなってから来ればいいんじゃないか?他方で、寒くてもなんとかしてムーブを見つける時間を確保しないと、登れないんじゃないか?とも。

あと一回だけ行ってみましょうか。