2017年3月30日木曜日

完登ルート&ボルダーのリスト - 2017年版

忘れないうちにメモ。ルートとボルダーの記録。☆は個人的なお楽しみ度。

2017年版。2017年3月30日更新。

○スポーツルート


ロックビーンズ

これまた久々のロックビーンズ。

ここのところ減量の効果が出てきてます。64.4kg。

僕の体重は、一番軽かったのが御岳で遼をやってた2012年末ごろで、59kgでした。そこから筋肉増量のために体重を増やして68kgまで増やし、2016年の年初から5月までにセンチュリー・フォー・カラーズを登るために54kgくらいまで減らしました。で、その後69kgまで増量して、今度は2016年12月ごろからシンクラックPのための減量をはじめ、64.4kgです。

ジムでは登る量は減らし、強度を上げていってます。触ったことのない色のテープ課題もやってみようってことで、茶色のテープ課題をやったら、初日で登れてしまいました。茶色テープなんて一生登ることはないに違いないと思って一度も触ったことなかったんですけどね。

軽いって素晴らしい。

ちなみに、増量中もスポーツ・ルートのグレードは順調に上がってたし、登れなくなったと感じたことは全くありません。メリハリが大事ってことで。

ところで、あの頃打ち込んでいた遼、未だに登れてません。

荻窪パンプ

ちょっと前の話し。

ずいぶん長いことジムには行ってなかったんですけど、夜に新宿で仕事ってことで、荻窪に行ってみました。移転後初です。

移転直後は、ボテにビョーン、ばっしーんみたいのばっかりだと評判が悪かったですね。で、僕はそんな課題を期待してました。実際行ってみると、ごく普通でがっかり。どれもこれも普通です。

最後の最後にようやくたどり着いたちょっと背伸びをしたグレードの課題が、巨大な丸っこいボテを強烈なビンタで叩くナイスなプロブレムで、大満足でした。僕が登るグレードの課題ではビョーン、ばっしーんさせてくれないようで、次回からは背伸びしたグレードを登ることにします。

で、その課題、巨大なボテのビンタは上に積もった埃をブラシで払うのが肝要と気付いた時にはすでに遅し。前腕がヨレヨレな上に、ボテで前腕をするので擦り傷だらけで痛みもマックス。あえなく敗退でした。

2年後くらいにまた行くと思います、多分。

2017年3月27日月曜日

モービー・ディックのお掃除&リップトラバース&スラブ

なぜだか記録を書くのを忘れてたっぽいです。ずっと前のこと。

一人でモービー・ディックをお掃除しました。RCCボルトは効いている様子です。


1P目の終了点はリングボルト二本に腐れスリング。両手は離せそうだけど顕著なレッジにはなっていないようなので、2P繋げて45mくらいを一気呵成に登ってしまうのが楽しいんじゃないでしょうか。そうなると、50mダブルロープでリード&フォローしラペルか、シングルでリード&フォローで上に抜けるか。2P目の終了点を確認していないのが不安要素。ロープの屈曲も考えると、50mで足りるかどうか。左の前傾壁の視察もしたいので、70mシングルで登って上に抜けて、左をラペルで確認して、ユマールして上に戻って、歩いて降りる、これが正解か。カンテをまたぐロープの流れがリスク要因。60mダブルがあれば問題ないけど、ないものはしょうがないです。

午後はY谷でリップトラバースday2。メンタルバトルで敗退です。スラブも厳しい。


2017年3月26日日曜日

岩探索から魂魄

昇仙峡で岩探索。シンクラックPの予定でしたが、気温が低すぎて中止です。夜から雪になったようです。

まずは長いクラック探し。偶然にもNorlys氏&まによん氏の助力を得て、捗る探索。


狙い通りに40mクラックを発見しました。フィンガーからワイドまで盛りだくさんの内容の予感です。掃除が必要か否かの境目ですが、上に回るのはちょっと大変そうなので、いきなりリードが正解か。初登者も掃除しながらフラッシュしたそうですし。


別のエリアにも足を伸ばして色々。短いコーナーからフレアしたフィンガーのスラブ。もろそう。


クラック2本。この辺りにはあと2本はあるっぽいんですけど、発見できず。また今度。


短いの。脆いか?

最後にロジャーさんの魂魄を登って終わり。ものすごく苦労したんですけど、ロジカルに考えればそうだよねって感じです。現代的で素晴らしい課題でした。足を斜面に擦っちゃったんですけど、とりあえず登れたってことにしときます。

ほとんど登らず、一日中歩きっぱなしでした。クライミングで強くなるだけが目的だったら、こんなことせずに既成のボルダー課題がいっぱいあるエリアに行って一日中登ってた方がいいんでしょうけど、クライミングにおいて価値を生み出すためには、自分の足で歩かないといけないんだと思います。いい岩を登るためにはとにかく歩くこと。いろんな人がそう言ってます。

さてさて、いいクラックをたくさん見てしまいましたが、これらをいつ、誰と、どうやって登るか、それが問題ですね。

スティングレイとアップ

中嶋渉くんがジョシュアツリーのスティングレイを登りまして、その記録を見てて思ったことは、ずいぶん入念にアップしてるなということでした。

で、まとめてみるとこんな感じ。

初日
Tr「午後にやった方が良さそう」

2日目
5.9
Hot Rocks 5.11c
Strawberry Jam 5.9
Tr
RPトライ*1

3日目
5.9から5.11cまでフェースを5本
Tr短め
RPトライ*1

4日目
Loose Lady 5.10aのあたりで数本
Sphicter Quits 5.9
Leave it to Beaver 5.12a
Trムーブ確認
RPトライ*1

5日目
やさしいルートと11aの短いレイバックをソロで何度も
Baby Apes 5.12c
Trムーブ確認
RPトライ*2

という感じで、終盤になる程アップの量も強度も上がっているようです。初日の練習で午後のトライが良いと判断した結果、午前中にたくさん登ることになったという事情はあるかもしれません。午前が良いルートだったらどうなるのかは気になるところです。

アップの多さに比べてRPトライの少なさが目を引きます。最終日の2回以外は1日1回だけみたいです。やりすぎると指がダメになるフィンガークラックゆえかもしれません。

勉強になりました。

2017年3月24日金曜日

岩と雪131号

岩と雪131号(1988年)。



○極限のソロ バフィン島「トール西壁」単独登攀 山野井泰史

○ひとりぼっちのルート開拓 甲斐駒ケ岳赤石沢ダイヤモンドフランケA「岩鼠ルート」秋山亨

二つのソロクライミングの記録がありました。一つは、山野井さんのバフィン島の記録。最近出た『岩と雪ベストセレクション』にも再録されたらしい、よく知られた記録ですね。山野井さんのたくさんの記録の中でも代表的なものみたいです。もう一つは甲斐駒ケ岳に拓かれたルートの記録です。こちらはgoogleで検索してもほとんどヒットしない、マイナーなルートのようです。それでも、どちらも同じような熱量を持っているように思います。

○People 吉川弘 上村聡

○榛名・ライオン岩
一度だけ登りに行ったライオン岩。クオリティは高いんですけど、なかなかあそこまでは足が伸びません。

○城ヶ崎
・八幡野港・チーサイドロック 内藤直也さんら
グラブ、春の午後、ウィニング・ラン、ウィニング・ラン直上、パンピングしないアイアン、しないアイアンⅡ


以下は吉田和正さんを中心とした記録

○城ヶ崎
・八幡野港
ビッグマウンテン宇部商業 5.11/5.11+ ルーフクラック
エキノコックス 5.11+ ナックルジャム
・あかねの浜北面
人生はヒューマン・ライフ 5.11- Tr
スリラー 5.11+
・ヴィラエリア
ヴィラ・フェイス 5.12 Tr 前傾カンテのレイバック
ネコバンザイクリフ 5.12- Tr 前傾クラック

○川奈崎
タコダンサー 5.12+ 前傾クラック
カニダンサー 5.13 Tr ルーフクラック
吉田ブログでは、タコダンサーは5.12c/d、カニダンサーは5.13bとされています。
・竜宮城エリア
ジェネシス 5.11 凹角状フェイス

○トモロ岬
ハニー 5.11+ Tr フェイス
宣言! 5.9 Tr コーナークラック
攻撃! 5.10- Tr クラック


○城山南壁 國分さんなど
トントン拍子、ブルースカイ、パンプきん

○小川山
・涸沢岩峰群4峰下部スラブ
ウェイター 5.11a/b 8m
・フェニックスの大岩
鞍馬天狗
・左岸スラブ
チャンス
・妹岩
ノー・モア・レイン
・兄岩
反射炉はデイドリーム
・屋根岩2峰
おてがらブルースさん、蜘蛛の棟十郎
・あみだ岩
大当りトラヴァース

○唐沢岳
幕岩「左稜大町ルート」

○穂高岳
屏風岩東壁「トリプルジョーカー」

○甲斐駒ケ岳
赤石沢Aフランケ「毒蜘蛛ルート」

○石巻山
ブレイクスルー

○立岩
アイドリング、オーヴァーレヴ、ハイサイド

○福岡・矢部川
奥日向神・FGCフリールート 7P 5.12-

○比叡山
2峰奥壁「展望台ルート」




2017年3月21日火曜日

シンクラックP&右のワイド

好天を狙い、アイスドール。

今回は手前の林道を右に折り返して、明るい方のルンゼからアプローチ。途中、二股に分かれるところで、スラブのフィンガークラックの左のルンゼに入り、本来のアプローチに合流。登りは少々急だけど、明るく暖かいので冬はこれが正解のような気がした。

おしのさん、見事一撃のナイスクライミングでした。帰りは正規アプローチで早々に車に戻りました。

大きく移動して、下のフィストとか下のワイドとか言われてる正式名称「仰げばみ空に きらめく明星(あかぼし)」。二度目のリードは、一回目よりもスムーズに登れるようになりました。プロテクションをスリングで伸ばしたりといった技術も、こういう小さな岩での経験の積み重ねでしょう。

お次はシンクラックP。9日目か?前回は地面が凍結してツルツルになっていて滑落するかと思いましたが、今回はすっかり溶けていました。しかし、岩はまだ冷たくて、本格的なシーズンはまだ先ですね。それでも前回よりは体が動き、初手のガストンは止まり、二度目の右手のジャムができたようなできなかったような、というところ。先は長いです。何年かかるかわかりません。気長にやりましょう。バッタ先生のプロジェクトは6年。僕はまだ半年です。


最後は右のワイドとか上のフィストとか言われてる山森さんのワイド。何度もやってまだ登れていなかったのですが、今回ようやくリードに成功しました。しかし力ずく。短いから落ちませんでしたが、これが縦に2個続いていたら力つきることは必定です。もっと力を抜いて、鼻歌交じりに3往復くらい出来るような登り方を身につけないといけません。

帰りは豚カツに敗退し、インド料理。甲府盆地におりて、スーリヤというインド料理屋です。期待と不安が入り混じったビリヤニは失敗でしたが、タンドール料理は美味しい。次回はマサラを試したい。


2017年3月16日木曜日

クライミングジャーナル23号

クライミング・ジャーナル23号(1986年)。


大津・大戸川ボルダーエリア

城ヶ崎、八幡港 アマゾン 5.10c 吉田和正、大工英晃、奥谷大典

城ヶ崎 チークボーン 5.10c 吉田和正

奥多摩・マコ岩 あの娘に狂って 5.12a 松島晃

北海道・石垣山 
ソルティドッグ、サブちゃんクラック

明星山P6南壁左岩稜、P5南稜末端壁愛のスカイラインルート

城ヶ崎通信その3
いがいがね・まるね、あぶなね・ながね、おとじろう、しりいだしボルダーエリア、

ROCK & SNOW #75

ロクスノ75号(2017年冬)。


○エル・キャピタン新時代 Free El Cap 2016
アダム・オンドラ Dawn Wall 5.14d
オンドラくらい強ければそうなるよねって話し。

ヤコポ・ラルケル&バルバラ・ツァンガール Zodiac 5.13d
これはデートです。

ヨルフ・ヴェルホーヴェン Dihedral Wall 5.13d
5.12+のオフウィズスが出てくるビッグウォールって、何?

セバスティアン・ベルテ Heart Route 5.13b V10
スラブのクライムダウンについては考えなければ。

ロビー・フィリップス Pre-Muir 5.13d
今回のヨセミテ記事の中ではこれが一番いいですね。高い壁は、下から攻めて一気呵成に登り切るのがかっこいいです。少なくとも第二登以降は。


○アレックス・フーバー&ファビアン・ブール ナランホ・デ・ブルネスの伝説のルートをフリー化 アレックス・フーバー
冒険的クライミングの素晴らしい記録。


○僕らは考える石ころである 植田幹也
やり抜く力について。とても大切なこと。


○特集・クライミングを科学する
ムーブの原理を解析し、より効率的な登り方を検証する 東秀磯
考えるキッカケとしてはいいかもしれないですね。

クライミング中の心拍を考察 HRのコントロール 西谷善子

クライマーズトウがパフォーマンスに及ぼす影響 岡坂政人
これはみんな読んだ方がいいね。特にクライミングを始めて間もない人は、カラファテに行く前に読んだ方がいい。クライマーズトウ→歩く機能の低下→歩くことで指を壊したりすると思う→日常生活に支障ということですが、どうでしょう?
予防トレーニングもいいけど、足指が伸びる足に合ったシューズを足指が伸びるサイズで履く方がいいんじゃないかと思います。そうじゃないとフットジャムできませんし。


○クロニクル

小川山・仏壇岩前衛壁・ペンギン岩 LSへようこそ 2P 5.10a/b

瑞牆山・リアス式エリア 愛情あんサンド 5.13c R 20m 横山勝丘

豊田・大田城址 煌(KIRA)5.13-

尾鷲・ナサ崎 カイフォール 1級
ルーフ7mのクラックボルダー

武庫川ボルダー Unbidden Heart V14/五段 中嶋徹

倉上慶大、覚醒を第二登。

武田斉太郎、日蓮崎の岩戸。フレンズ5番は「ひろ子」。


○地球の登り方 第二回 インディアンクリーク


○たまにはマルチ 城山 エキスカーション 6P 5.10c
これを見た数日後に城山南壁に行ったら、強風で吹き飛ばされて死ぬかと思うスリリングなクライミングになりました。


○ギリシャ・レオニディオへの旅 安間佐千
なんということもない。


○礼文島のアイスクライミング 高柳傑
アイスのことはわかりません。


○セルサンク北壁初登攀 ミック・ファウラー


○パンピで空中散歩 鈴木伸幸

2017年3月14日火曜日

湯河原幕岩・正面壁

トラッド・トレーニングで湯河原幕岩。例によって天気が悪いです。

そして例によってトポを持っていなかったので、方針は「おしのさんに言われるがまま」。

No. 1ルート(5.10a)、オンサイト。核心部はフレアしたクラックに第一関節ジャムでずり上がりました。5.10a?おしのさんはもっと楽そうに登っていたような気も…

小ハング右凹角ルート( 5.10a)、オンサイトしたかったけど、上部で左にトラバースすべきところを直上して右のルートに迷い込み、落ちなかったけど別の終了点に到達してしまいました。核心部のハング越えは右手のワイド・ハンドでちょっと厳しかったんですけど、おしのさんは早々に右に出て楽そうに登っていたような気が…
このルートは、岩と雪84号では、No. 6ルートとなっています。当時は数カ所にピトンが打たれていたようです。

No. 3ルート(5.10a)、オンサイトしたかったけど、先ほど迷い込んだ上部は初見ではなくなってしまっていました。落ちなかったけど。上部の残置プロテクションは使いませんでした。

小ハング左凹角ルート(5.10c)、核心部でムーブがわからずテンション。これは実力不足。
このルートは、岩と雪84号では、No. 5ルートとなっています。当時は数カ所にピトンが打たれていたようです。

使ったことのないスモールカムを使ってみたりして、大変勉強になりました。

○湯河原幕岩・正面壁

湯河原幕岩正面壁は、1981年に岩と雪84号で発表されました。そこでは、No. 1ルートからNo. 13ルートまでの13本のルートが紹介されています。そのうちNo. 1から7がフリーのルート、残りはエイド・ルートです。

今はもうないNo. 2ルートは、その後にロングランという3Pのルートが上書きされて消えてしまったようです(関東周辺の岩場より)。この辺りの経緯はこれから調べてみます。

No. 5ルートが、小ハング左凹角ルートです。No. 6ルートが、小ハング左凹角ルート。

No. 4ルートは、No. 2ルートの左で、100岩場等では守屋ルートと呼ばれているものです。グレードは5.10a、NPです。ロクスノ69号の菊池さんによる整備では紹介されていません。

No. 7ルートは、下部はフェース、上部はチムニーのルートでした。当時は当時は数カ所にピトンが打たれていたようです。ロクスノ69号の菊池さんによる整備では、上部チムニーのみが5.7(NP)として紹介されています。

No. 8以降は、その後フリー化されていろんな名前がついて現在に至っているようです。

最近ではロクスノ69号(2015)に、菊地さんによる整備後のルートが紹介され、これまでのトポでは多すぎたルートが大幅に間引きされ、グレードも改定されているようです。今回記載したグレードはこれに依拠しています。なお、ここで紹介されていないルートの中にも、ナチュラルプロテクションで登れるナチュラルなルートはありそうです。自由な目で岩を見たいものです。

ところで、この岩場は、暖かい気候がそうさせるのだと思うのですが、人の手を加えないと枝や草がどんどん伸びて収拾がつかなくなるようです。整備が必要なのですが、継続的に岩場に通っている人でなければ、どこにどう手を加えるべきかは判断できません。岩場を維持するためには、そこに継続的に訪れる特定のクライマーの存在が欠かせないのだと思います。そんなことを考えていたら、障子岩には年に数回は必ず登りに行くようにしようという気になりました。あれだけ楽しませてもらった者の責任として。

2017年3月8日水曜日

パタゴニア・クライミング、Heart Route

聞きしに勝る猛烈な風が吹き下ろし、スラブを登る体と壁の間を吹き抜け、体が壁から引き剥がされる。

パタゴニアでのクライミングの厳しさを知りました。

全6Pのマルチピッチ・クライミングの予定でしたが、あまりの吹き荒れる風に身の危険を感じ、2P目途中で敗退しました。

どんな環境でも力を発揮する強さが欲しいです。

そのあとは、下部のショートルート。トポを持たなかったので、おしのさんに案内されるがままに。

ハートルートというルートを登りました。ハートの形の真ん中を突っ切るルートです。

家に帰って調べて知ったことですが、1981に戸田直樹さんによって初登されています。このあたりは國分さんの縄張りというイメージしかありませんでしたが、歴史があるのですね。

ハートルートといえば、Heart Route。ヨセミテはEl Capitanに引かれたビッグウォールのルートです。Heart Routeは2015年にメイソン・アール氏によってフリー化されたことでちょっとだけ話題になりました。

MASON EARLE BREAKS DOWN HIS FIRST FREE ASCENT OF EL CAP’S HEART ROUTE

ルートの初登は1970年。1970年台後半にヨセミテを訪れ、日本にフリークライミングの風をもたらした戸田直樹さんは、ヨセミテのハートルートも登ったのでしょうか。記録を読み返したいと思います。

僕の登りはというと、下部のハングの乗っ越しでオブザベを誤ったものの、仕切り直して突破。上部は、下から眺めただけではホールドが見えません。アンダーホールドを使うのはわかったので、一か八かで体を引き上げると、ありました。ナイスなクラック状ホールド。オンサイト成功。5.11aのオンサイトは、自分にとっては最高のグレード。小川山のパズルに続いて2度目、2年半ぶりでした。最近全然やってないスポーツルートでいい登りができてとても嬉しい。

そのあとは、2つのハング越えからスラブを登るルート。仰げば尊しというルートでした。こちらもハング越えのオブザベを間違ったけどなんとか修正して、オンサイト。

この日はスラブが多く、最近よく話題にしている人差し指問題についてまた考えました。この手のちょっと悪いホールドが続くクライミングでは、人差し指が使えるようになるともっと楽に登れるような気がします。検討は続く。

マルチの練習はあまりできなかったけれど、いい1日でした。

ところで、この日の本来の目的地は強風のパタゴニアではなく、ぽかぽかと暖かい伊豆はずでした。ところが着いてみればそこはパタゴニア。ここと湯河原を合わせて暖かいと言われる伊豆方面には6度行きましたが、強風極寒と雪で、6戦5敗。騙されてはいけません。あ、日蓮崎は暖かかった。7戦5敗。

2017年3月6日月曜日

リップトラバース、アイスドール、シンクラックP

ちゃんと登るのは正月以来の昇仙峡方面。

まずは以前目をつけたリップトラバースの掃除とムーブ探りをアップとしました。


左足ヒールをかけて、右手を送って、左手を寄せて、左ヒールを寄せる、その繰り返しで、右端まで行ったらマントル、というシンプルな課題になりそうです。全身がよく温まります。

次回完成予定。

それから、アイスドール。3度目の松氏は粘りに粘ってRP成功。お見事でした。

この辺りは南向きの斜面で基本的には暖かいのですが、アイスドールの取り付きだけは極寒です。風もとても強い。ビレー中に体がキンキンに冷えてしまいましたので、フォローで登って温めました。フォローとはいえテープなしで登れたのは成果です。

そのあとは、シンクラックP。

離陸しての初手が取れません。あれこれやってガストンはとまるけど、そのあとジャミングがうまく入らない。いかにして壁に近づくか。ここ数日twitterでやりとりのあった人差し指、虫様筋、リスト辺りの話がヒントになりそうな気がします。早々に第一関節の皮が破け、ささくれからの出血が止まらなくなって、終了。

最後は暗がりの中でナメクジスラブをセッションして終わり。

2017年3月2日木曜日

岩散歩

ちょっと前のこと。


お弁当とコーヒーとお菓子を持って散歩しながら目に付いた岩を登るようなボルダリングが楽しそうです。

2017年3月1日水曜日

久々の障子岩でトラッド・トレーニング

丸々一年が空いてしまった障子岩。変わらず静かでいい岩場でした。

南西面はキンキンに冷えた冷蔵庫、南東面は晴れれば南国というところも変わらず、気持ちよく過ごせました。

南東面下部からマルチピッチに見立ててトレーニングです。アプローチ・ピッチの後、2階の「ペッペッぺの羽田さん」をナチュラルプロテクションで登り、3階の「チーム・レッドボルト」につなげます。

そのあとは、3階の斜面を使ってアンカー構築の練習。

最後にもう一度「チーム・レッドボルト」をナチュラルプロテクションで登って終わり。

大変勉強になりました。

フィックスを張りかえる時期が来ているようで、なんとかしないといけません。あと、終了点のアンカーも打ち換えたい。

いろんな岩場の話を聞いて、大きな岩へのモチベーションを大いに高めた1日でした。