2017年11月3日金曜日

瑞牆大橋ルーフクラック・完登


ようやく晴れたお休みの日。瑞牆ボルダー・エリアに向かった。狙いはもちろん、瑞牆大橋ルーフクラックだ。この日は久々にアッキーと一緒だ。

瑞牆大橋のエリアは、夏は鬱蒼としているが、頭上の木の葉があらかた落ちたこの時期は、明るく陽が差し込みとても気持ちが良い。岩もカラカラに乾いていてフリクションは抜群だ。岩の上に積もった木の葉をざっと取り払った後に、早速ルーフに潜り込んだ。

前回まで水が流れ込んで触れなかった出だしのリップが乾いている。毎回泥から掘り起こしていたエッジがいつでも握ってくれと言わんばかりに露出していた。ヌルヌルと抜けてきていたシンハンドがビシバシときまる。

ルーフクラック


数度のトライで体を温め、忘れかけていたムーブを思い出して、遂に岩の上に立った。

アッキーは右の3級らしいマントル。力と技術の両方を要求されるなかなかの課題のようで、僕は登れなかった。アッキーは左下のSDスタートでも登っていた。

右のマントルSD

左後ろの尖った岩の課題は面白い。僕が一抜け、アッキーも続いた。すぐ左のカンテをアッキーはさらっと登った。僕はどハマり。アッキーの助言と励ましを受けて、なんとか登ることができた。カンテ右のスラブをノーハンドで遊んで、移動。

左のカンテ

アッキーが言葉か物かをやりたいというので、言葉岩へ向かった。アッキーは早々に諦めた。僕は言葉岩とダブルカンテの岩の隙間を数年ぶりに登って、成長を感じた。それとともに、とても良い隙間だと再確認した。

隙間

皇帝岩に移動。スラブ面の4級の課題と6級の課題を二人とも登った。どちらも素晴らしい課題。それから、フリークエント・フライヤーズ。アッキーは一本指ポケットが痛い痛いと叫びながら頑張っていた。僕は初手が止まらなかった。

ピョンピョン跳びたいということで、山形県エリアの背骨岩に来た。ランジ3級をアッキーはさらっと登り、僕はどハマりした。初手からランジ一発。気合で初手を止めたら、足は切れなかった。

その上でもピョンピョン飛べるらしいということで、十六夜の下の岩。見た目に反して易しかった。跳び足りなかったので、左のカンテからリップまで跳んでみることにした。アッキーはさらっと登り、僕はどハマりした。最後の力を振り絞ってダブルダイノをとめた。

その下には見えたスラブが楽しそうだったので見てみたら、チップとデールの岩の右面スラブだった。8級と6級。どちらもポケットが気持ちいい、なかなかのスラブだった。マントルの緊張感もいい。

最後に適当な隙間にはさまって、おしまい。

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